2010年07月31日

バカな職場で、無能化する人々  (1)

入念なチェックが行われたはずなのに、単純なミスで事故が起こることが
多い。

また、巨額なお金をかて作ったダムが崩壊したりします。

テキサス州にあるドーム球場にいたっては、完成するまで野球に適さない
ことを見抜けなかったというのですから、傑作です。(文字通り)
晴れた日には天井がまぶしすぎて、ボールを見失ってしまうのです。

『無能』は細部にまで至っている。(我が家のお風呂の排水管のフタは、
排水管にはまらない。)

「何故、無能がはびこっているのだろう?」

私たちが存在する社会に存在する性質が、無能を生じさせ、無能をあと
押ししている真犯人なのだ。

これからは、自分の無能を克服し、ほかの人の無能を理解することで
楽な気持ちで生きていける。

私たちは、有能さを発揮できていた地位から、無能ぶりを露呈すること
になる地位へと昇進させられているのです。

この事態は、遅かれ早かれ、あらゆる階級社会の、あらゆる人々に起こり
うることだと悟ります。


新しい地位で有能と認められるということは、さらに次の昇進がまって
いるということです。
つまり、全ての個人にとって、あなたにとっても、私にとっても、最後の
最後の昇進は、有能レベルから無能レベルへの昇進となるわけです。


全ての個人は、その人なりの無能レベルに行き着くまで昇進し、その後は
そこに留まり続けることになります。

やがて、あらゆるポストは、職責を果たせない無能な人間によって占められる。




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posted by ホーライ at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 無能化する私たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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